World Walking Vol.29 Hawaii Island ハワイ島のコーヒー農園「Kona Joe Coffee」と「Sugai Kona Coffee」のコナ・コーヒーをセットで3名さまにプレゼント
ハワイ諸島の中でも一番大きな島、ハワイ島。一時は日本からの直行便がなかったため、ワイキキビーチのあるオアフ島に比べると日本からの旅行者はまだまだ少ない印象です。有名なマウナケア山やキラウエア火山などの雄大な自然、古い歴史のある素朴な街並み、オアフ島とはまた違った魅力のあるハワイ島を2回に分けてご紹介いたします。
島の魅力を全身で感じるユニークな空港
19の島からなるハワイ諸島。その一つであるハワイ島は、自然豊でのんびりとした雰囲気が魅力の島です。2019年8月現在、東京からJALやハワイアン航空の直行便が運行され、とても身近な場所になりました。
ハワイ島の「コナ国際空港(エリソン・オニヅカ・コナ国際空港)」に降り立ってまず驚かされるのは、空港の佇まい。全体がオープンエアの造りになっており、空港独特の閉塞感を感じることはありません。荷物受取所やチェックインカウンター、保安検査場、搭乗口などにもほとんど壁がなく、飛行機を降りた瞬間からハワイ島の空気と、青空、鳥の鳴き声に包まれるのが印象的でした。まさに天然のおもてなし。さっそく南国に来た雰囲気を身体中で感じながら、ハワイ島の旅がはじまります。
ビッグアイランドの散策はぜひ車で
ハワイ諸島のなかでも一番大きいハワイ島は「ビッグアイランド」とも呼ばれています。四国の半分ほどもあるので、観光にはレンタカーやガイドサービスなどを活用して車でまわるのがおすすめです。大まかに島全体をぐるりとまわる国道と、島を横断する国道はわかりやすく、丸1日かければぐるりと島を一周することができます。
ハワイ島には世界で観測された17種類の気候のなかで、実に10種類もの気候が存在するといわれており、さまざまな自然と景色に出会うことができます。ホテルなどでのんびりするのもおすすめですが、ぜひ島全体を散策してみて欲しいと思います。
ハワイ島でパワーチャージ
ハワイ島と日本の時差は19時間。長時間のフライトを終えて、いざハワイ島へ到着しても時差ぼけに悩まされる方もいるかもしれません。そんな時は、いっそ深夜や早朝にしか体験することの出来ない冒険へ出掛けませんか?星空やサンライズの圧倒的な感動体験が体内時計をリセットしてくれます。
今回はマウナケアの「オニヅカ・ビジターセンター」付近から日の出を見ようと、夜のまだ暗いうちにホテルを出発してポイントを目指しました。街灯もほとんどない真っ暗な道を進んでいると、次第に空が明るくなっていきます。視界がだんだんと明るくなっていき、周りの景色が浮かび上がってくると、雄大な自然とドラマチックな景色が姿を現します。静かに昇ってくる太陽を眺めていると、心が満たされていくのを感じます。
日の出を見た後は、ハワイ島随一のパワースポットと言われる「レインボーフォールズ」へ。この滝は天気の良い午前中に訪れると、滝にかかる虹を見ることができます。残念ながら今回は曇り空だったため虹を見ることができませんでしたが、レインボーフォールズにあるとても大きなバニヤンツリーから、十分なパワーをもらってきました。
国立公園でハワイの自然文化に触れる
「マウナケア山」や「キラウエア火山」などが有名なハワイ島には、全部で5つの火山があります。
キラウエア火山国立公園はハワイで唯一の世界遺産に指定されており、トレッキングやドライブを楽しむことができます。キラウエア火山国立公園へ到着したら、まずはビジターセンターへ。活火山では噴火の状況により道路状況や危険エリアが日々変化します。その日の情報と地図をもらったら、いざ冒険のスタートです!
「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」では車でいくつかの旧噴火口の近くを巡ることができます。車窓に広がる真っ黒な溶岩原の景色を見ていると、まるで別の惑星をドライブしているような気持ちになります。生々しく動いているような溶岩原は「パホイホイ溶岩」と呼ばれるもので、溶岩の表面が滑らかな波のような状態で固まっています。溶岩石の割れ目から自生している植物などを見つけると、生命の力強さと地球の神秘を肌で感じることができます。興味のある方はオプショナルツアーを利用し、現地ガイドをつけて巡るのもおすすめです。
ハワイ島ではたくさんの独自の生き物や植物が生息しており、キラウエア火山国立公園でもその生き物に出会うことができます。ハワイ州の「州の鳥」とされている「ネネ(Nēnē)」は雁(がん)の一種で、この島で人が暮らし始めるよりも前からハワイで暮らしていたと考えられています。孤立した島で生息する鳥は、天敵がいないと自ら飛べないように進化することがあり、ネネも進化の過程で少し羽が小さくなり、あまり飛ばなくなりました。そのため、ネズミ退治のために持ち込まれたマングースや人間によって絶滅の危機にさらされてしまったのですが、今ではハワイ州での保護活動も活発になり、ここキラウエア火山国立公園でも道に「ネネ注意・犬のノーリード禁止」などの看板が建てられています。
コナ・コーヒーの産地
「コナ・コーヒー」は、ハワイ島のコナで採れた豆だけを使用したコーヒーをいい、ハワイ州の設定している世界で最も厳しい評価基準でランク分けをされています。その希少性から日本でもコーヒー好きのみならず人気です。「カイルア・コナ」には大小合わせて数百にもおよぶ珈琲農園があり、主に西側の国道に沿って広がっています。その一帯は「コナ・コーヒーベルト」とも呼ばれていて、施設や畑を見学できるツアーを開催している農園も多く、コナ・コーヒーについて詳しく知ることがきます。
珈琲の木は19世紀初旬にハワイ島に持ち込まれ、この地域で栽培されはじめました。ハワイ島へ渡ってきた当初は、観賞用の可愛らしい木として持ち込まれたといわれています。この一帯は、栄養豊富な土壌、適度な降水量、緩やかな傾斜の地形、日中に海側から吹く温暖な風、夜には山側から吹く涼しい風の温度差。これらの条件が奇跡的に出会い、珈琲豆栽培にとって理想的な環境を生み出しました。
次第にコーヒーを飲む文化が根付くのと足並みを揃えるように、ハワイ諸島全体でも珈琲豆の栽培が盛んになります。しかし、労働者不足や干ばつ、疫病の蔓延などが影響したことで徐々に衰退していき、コナ・コーヒーは貴重なものとなってしまったのです。その後、世界的にコーヒーの需要が高まり、投機の対象となったことからコナ・コーヒーは大ブームに。今度は供給が過剰になったことで価格が暴落し、大規模な農園は閉鎖に追い込まれてしまうのです。その跡地を引き継いだのが、多数の日系移民たち。小規模で質の高い個人(家族)経営としてコナの地に残りました。その後もコナ・コーヒーは価格の急騰や暴落に悩まされることになりますが、アメリカで唯一のコーヒー産地であるハワイの中でも特に希少なコナ・コーヒーは、その香り高い味わいはそのままに、今も守り継がれています。
コナ・コーヒーベルトやコーヒーベルト近辺には農園以外にもコナ・コーヒーを出すレストランや、カフェが点在しています。農園ツアーの前後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
次回はのんびりとしたハワイ島の街をご紹介します
今回はビッグアイランドの雄大な自然をご紹介しましたが、次回はのんびりとしたハワイ島の街をご紹介します 。
日系移民が多く暮らすハワイの街は、外国でありながらどこか私たちにも懐かしい印象を与えます。次回のWorld Walkingでは、ハワイ諸島第二の都市「ヒロ」や小さな田舎街「ホノカア」など、ノスタルジックな雰囲気の漂う街をご紹介したいと思います。
読者プレゼントにエントリーいただいた方の中から抽選で3名様に、ハワイ島のコーヒー農園「Kona Joe Coffee」と「Sugai Kona Coffee」のコナ・コーヒー2種をセットでプレゼント。
〈詳細〉
「Kona Joe Coffee」と「Sugai Kona Coffee」はハワイ島のコナにあるコーヒー農園です。海を見渡せる畑にはたくさんのコーヒー豆の木が育てられています。ハワイ島コナで丁寧に作られたコナ・コーヒーをぜひお楽しみください。
セット内容
・Kona Joe Coffee/GOURMENT BLEND
MEDIUM ROEST(ミディアムロースト)
内容量:227g(豆)
・Sugai Kona Coffee/Kona Grove Full City
Fullcity roast(フルシティロースト)
内容量:198g(豆)
エントリー期間:2019年9月17日(火)〜2019年10月25日(金)
※応募資格:エントリー期間中に、セゾンカードを1,000円(税込)以上ご利用いただいた方。
※当選者の発表は、賞品の発送(2019年11月中)をもってかえさせていただきます。
※(株)クレディセゾンが実施するほかのキャンペーンとの重複当選はございません。
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