箱根・仙石原の”桃源郷” 箱根リトリート villa 1/f(ワンバイエフ) ペア宿泊券(夕・朝食付き)を1名様にプレゼント
「箱根リトリート villa 1/f(ワンバイエフ)」は、箱根・仙石原の広大な森に11棟のモダンなヴィラが点在する別荘地のような佇まい。全室に大涌谷の源泉から温泉が引き込まれ、客室の露天風呂や内風呂などで堪能できる。温泉の湯けむりと暖炉の炎のゆらぎ—心身ともに癒される別荘仕様の贅沢なヴィラは、自分だけの”隠れ家”のように過ごすのに最適だ。
時間をかけて変化する箱根
この10数年、箱根の風景はほとんど変わっていない。しかし、仔細に見ると美術館が増え、モダンなレストランやカフェがつくられ、見慣れないブティックホテルも登場している。箱根の魅力は、それぞれのエリアに特徴を持ちながら、全体としてまとまりがよいことだろうか。老舗のホテルや旅館が姿形を変えながらも、どこかに箱根らしい端正な居住まいを残しているのは、長い歴史と伝統のなせる技なのだろう。劇的に変化するのではなく、ゆっくり時間をかけて、少しずつ変化していくところが好ましい。
2度にわたってリブランド
その“見えない変化”を象徴するのが、この4月に箱根仙石原にリブランドオープンしたばかりの「箱根リトリート villa 1/f」ではないだろうか。100年の歴史を持つ格式ある温泉旅館「俵石閣」は、上皇昭仁陛下が幼少の頃にお泊まりになったことがあり、多くの文化人に愛されてきた。その由緒ある俵石閣は、ごく一部の人たちだけに知られる存在だったが、俵石閣エリアにVilla 11棟を新設、ホテルエリアにあったホテル棟3棟(計37室)を全面リニューアルして2016年に「ネストイン箱根 俵石閣」としてリブランドオープンした。そして今年、運営が株式会社温故知新に変わり、俵石閣エリアを「箱根リトリート villa 1/f」に、ホテルエリアを「箱根リトリート före(フォーレ)」として再度リブランド、ホテルのコンセプト、サービス体制、ともに全く新しく生まれ変わっている。
「ゆらぎ」の発見
ところで、宿の名称になっている「1/f(ワンバイエフ)」とは何か。西浦 圭司総支配人によると、それは「ゆらぎ」のことだという。fは周波数(Frequency)を意味しており、f分の1は「0よりは大きいかすかな周波数に反比例するほどのわずかなパワー」、すなわち「ゆらぎ」を数値化したものだそうだ。「ゆらぎ」は木漏れ日や暖炉の炎、温泉の湯けむり、小川のせせらぎ、ローソクの灯などを通して日常的に体感できる。一方で、「ゆらぎ」は人間の生体信号としても電気的に発信されており、それが外からの「ゆらぎ」と共鳴すると自律神経が整えられ、精神が安定してくるという。「心地よさの発見」とは、つまりは「ゆらぎ」の発見だったようだ。「箱根リトリート villa 1/f」は、自然の森、温泉、暖炉、水辺など、心地よい「ゆらぎ」に満ちている。「ゆらぎ」はほんのかすかな信号だが、それを五感で感じ取ることで、生き返る力が与えられているのかもしれない。
仙石原に温泉がやってきた
箱根といえば即温泉ということになるが、俵石閣の創業者、島田藤吉の執念には恐れ入る。100年も前の創業当時、箱根仙石原に温泉はなかった。それを、3kmも離れた大涌谷から引いてきたのだから頭が下がる。途中、トンネルを掘り、川を横断し、300mの標高差の中、山中にパイプを通すという5年がかりの難工事。引湯菅は、日露戦争のときに軍需品として生産された木管の払い下げ品だったそうだ(箱根温泉供給史より)。かくして、箱根仙石原に初めて温泉が通り、箱根温泉の仲間入りを果たした。その苦労の甲斐あって、泉質は抜群。箱根でも有数の上質な温泉を誇っている。
明治の気風を体現した見事な建築
現在「料亭俵石」となっているかつての俵石閣の建物もまた、一見の価値がある。元は東京の富豪の邸宅だったものを移築したものとかで、堂々たる日本建築。それも、数奇屋とも本陣とも異なる、明治の気風を体現したかのような伸びやかさ。純和風にとらわれることなく、一部に和洋折衷のモダンな意匠を取り込み、身分や形式にとらわれない、いわば「和の邸宅様式」ともいうべき豪放な明るさに溢れている。欄間の仕掛けや床の間の設え、網代天井の廊下など、随所に匠の技を見ることができ、よほど腕の立つ宮大工の棟梁が手がけたのだろう、今もしっかりしている。こうしたお屋敷でいただく会席料理の数々もまた見事なもので、建物と調和して満ち足りた気分になる。
箱根仙石原の楽しみ
箱根仙石原の魅力は、深々とした常緑樹の茂る自然だ。明神ヶ岳や金時山に連なる登山コースは仙石原が起点になっており、温泉街の箱根とはまた違った自然の魅力にあふれている。季節ごとに箱根の自然に触れ、足が向けば美術館やカフェに立ち寄り、芦ノ湖を巡ってみる。いや、箱根リトリート villa 1/fに滞在したら、きっと出かけたくなくなるかもしれない。早めにチェックインしてVillaを楽しみ、スパでトリートメントを受け、野趣たっぷりの湯に浸かり、「料亭俵石」で極上の料理をいただいて、暖炉の炎の「ゆらぎ」を眺めながら眠りにつく……。これはまさに“桃源郷”、至福のひと時ではなかろうか。
読者プレゼントにエントリーいただいた方の中から抽選で1名様に、「箱根リトリート villa 1/f(ワンバイエフ)」のペア宿泊券(夕・朝食付き)をプレゼントいたします。
〈詳細〉
ペア宿泊券:夕・朝食付き
宿泊券有効期間:2019年10月〜2020年3月
宿泊券使用除外日:詳しくは予約時にホテルへお問い合わせください。
※客室のタイプはホテル側にお任せいただきます。
エントリー期間:2019年7月17日(水)〜2019年8月26日(月)
※応募資格:エントリー期間中に、セゾンカードを1,000円(税込)以上ご利用いただいた方。
※当選者の発表は、賞品の発送(2019年9月中)をもってかえさせていただきます。
※(株)クレディセゾンが実施するほかのキャンペーンとの重複当選はございません。
エントリーキーワード/仙石原
エントリーはこちら