懐かしい田舎の休日 蛍雪の宿 尚文 ペア宿泊券(夕・朝食付き)を1名様にプレゼント

里山の雰囲気を残した「蛍雪の宿 尚文」。

群馬県・水上温泉へは、都心から関越自動車道で約170km、2時間ほどで行くことができる。この時間距離の近さにもかかわらず、里山の雰囲気は濃厚。天然木・田舎造りの宿で、山人料理と貸し切り風呂、都会では得られない四季折々の自然を堪能する。そんな「宿そのものの魅力を味わう時代」の宿が「蛍雪の宿 尚文」。故郷のような懐かしさと田舎の安心感が、深いくつろぎをもたらす。

この素朴な構えが尚文の気風を感じさせる。

ルーツはスキー客用の民宿

群馬県には、草津・白根温泉や渋川・伊香保温泉など、名だたる温泉地がいくつもある。水上温泉もその一つで、スキー場やゴルフ場もあることから、都心に近い高原リゾートとしてのイメージが強い。「蛍雪の宿 尚文」のルーツも、1970年代のスキーブームによる民宿がきっかけだという。当時の民宿はそれぞれ、家の名前をつけていたので、創業者の阿部尚文氏の名から「尚文」と名付けられたそうだ。現在は三代目の阿部尚樹(なおき)氏が本格的な宿にして跡を継いでいる。

「尚文」のロゴ。楽しさが滲み出ている。
庭園の一部はパリッとした空気を味わえる「みなかみカフェ<風>」になっている。
ロビーラウンジには、都会にはない自然の空気感が漂う。
ライブラリーで太陽を浴びていると、つい居眠りが……。
立派な鹿の角は、調理長の阿部達也氏が仕留めたもの。
高原の凛とした外気の中で味わうコーヒーはまた格別。

洗練された「田舎宿」

蛍雪の宿 尚文のコンセプトは「田舎宿」だという。「田舎」という言葉の響きには、都会から遠く離れた地方のイメージがあり、一般には人家も人口も少ない辺鄙な場所を指すことが多い。「田舎くさい」という場合、粗野で洗練されていないことを意味しており、あまり褒められた表現ではない。一方で、田舎には、自分の生まれ育った故郷や、親・祖父母が暮らす「懐かしい場所」という意味合いもある。「田舎に帰る」というのは実家に帰ることで、田舎くささは実は安心の源泉であり、「田舎宿」は懐かしい故郷のような宿なのである。

蛍雪の湯や岩の湯など、3つのお風呂は時間帯によって貸し切りにできる。
「田舎宿」と称するだけあって、気取りのない雰囲気が安心感を生む。
開放感にあふれた半露天風呂の「蛍雪の湯」。家族一緒に入れるのが温泉の醍醐味。
こちらは洞窟風呂のような趣の「岩の湯」。泉質は単純アルカリ泉。
湯上りには利き酒のコーナーで一杯!おつまみに玉こんにゃくが用意されていた。群馬県はこんにゃく生産量日本一(シェア90%)!

4年前に離れを新設

これまでの宿に離れの客室、4室を新設したのは2014年のこと。以来、洗練度もぐんと増している。さらに、弟の阿部達也氏が調理長を務めていることも大きい。達也氏は東京でサラリーマンをしていたが、同僚に「山菜の天ぷらのうまい店がある」と連れられて行ったお店にがっかり。「水上には本物の野菜や魚がたくさんある」と一念発起、現在は調理長として腕を奮う。元々は鹿や熊を追う猟師で、渓流釣りの名人。山人の料理に大きな自信と誇りを持っている。

日本旅館の佇まいだが、食事は部屋食ではなく食事処でいただく。
個室になったスペースもあり、子ども連れでも安心して食事を楽しめる。
旬の魚や野菜、肉などを味わえるのが尚文の魅力。シーズンには獲れたての鮎が元気に泳ぎまわる。
素材は新鮮さが命。この食体験は里山の宿ならでは。
鮎をお刺身で食べられるのも尚文ならでは。酢味噌につけていただく。
もちろん鮎の塩焼きもこの通り、身はホクホク。
鮎飯は、都会ではまず味わえないものの一つ。「極上の田舎料理」と言えよう。

内部はモダン

構えは昔ながらの旅館のように見えるが、離れなどの内部はモダンなしつらえ。間取りや設備の感覚も新しく、「田舎宿」と称しながら、センスは都会的。里山の雰囲気を残しながら、機能はしっかり現代の旅人に合わせているようだ。泊まってみると、欧米からの観光客の多いことに驚く。それも、取り立てて何をするというのでもなく、ここに泊まることが目的でやってきているようだ。米国から泊まりにきたというカップルは「東京から近い田舎を楽しんでいる」という。きっと、ホドホドの田舎感覚が合っているのかもしれない。

新鮮な山野菜を食べてみれば「野菜ってこんなにも美味しいものだったのか」と改めて気づくはず。
鍋料理の美味しさは、野菜の底力があってこそ。人の体は食べるもので作られる。新鮮な素材は体が喜ぶ!
群馬県産の上州牛は「育ちが違う」と言われるほど、甘みと口当たりの柔らかさが特徴。
美味しい空気と一緒にいただく尚文の朝食は、田舎の安心感に溢れている。
常務取締役で調理長 兼 猟師の阿部 達也氏。食にかける情熱は半端ではない。
達也氏は鹿や熊、猪などを仕留める本物の猟師。獲物を宿の料理として出すことはないが、野生の生き物から「生きる」ことを学ぶという。

鮮度も洗練度も高い

客室の浴槽には、いつでも入れるように湯が満たされており、窓を開け放つとみなかみの自然とダイレクトにつながる。屋内の縁側には引き戸がつけられ、冬でも縁側に腰を下ろして外の景色を楽しめる。構えは旅館だが、ベッド対応の客室も数多くあって、立ち居は快適。料理も、実はコテコテの田舎料理というわけではない。味付けや盛り付けはむしろ都会的。達也氏によると「海の素材は使わず、新鮮な近隣の里山の素材だけを使う」そうだが、鮮度も洗練度も高い。

客室「おだまき」。シンプルで洗練されたスタイリッシュな佇まい。
縁側でぼんやり庭を眺めているだけでも気分が休まる。
洗面台もモダンなデザイン。機能面は実はかなり都会的。
貸し切り風呂へ行く時のお風呂セット。この辺りのもてなしも実におしゃれ。
パジャマも丹前も着心地がいい。
シンプルなベッドルームは熟睡を誘う。
客室「かいどう」の浴室には解放的な窓が設えられており、露天の気分を味わえる。
メゾネットタイプの客室「石楠花(しゃくなげ)」は別荘のような雰囲気。
「離れ」の客室は全部で4室。木のぬくもりに包まれた心休まる空間だ。

アクセスの良さ

みなかみエリアは、ゴルフやスキー場で知られる高原リゾートとしての一面と、すぐ近くの谷川岳や尾瀬の登山客が集まるエコツーリズムの一面を併せ持つ。さらに、関越自動車道、上越新幹線などを利用すると、首都圏から約2時間というアクセスの良さ。そのため、日帰り客も増えているという。それは実にもったいないことだ。海外からもわざわざやってくるお客さんがいるのだから、国内のわれわれが泊まらない手はない。ぼーっとするためだけにでも、ぜひ泊まってみてほしい。

みなかみの自然に育まれた「蛍雪の宿 尚文」。四季それぞれの自然を味わいに出かけたくなる。

●蛍雪の宿 尚文への問い合わせ
Tel. 0278-72-2466
http://www.syoubun.com
●読者プレゼントのお知らせ
読者プレゼントにエントリーいただいた方の中から抽選で1名様に、「蛍雪の宿 尚文」のペア宿泊券(夕・朝食付き)をプレゼントいたします。

〈詳細〉
ペア宿泊券:夕・朝食付き
宿泊券有効期間:2019年7月〜2019年12月
宿泊券使用除外日:休前日/2019年8月9日(金)〜8月18日/2019年12月27日(金)〜31日(火)
※客室のタイプは宿側にお任せいただきます。

エントリー期間:2019年4月17日(水)〜2019年5月27日(月)

※応募資格:エントリー期間中に、セゾンカードを1,000円(税込)以上ご利用いただいた方。
※当選者の発表は、賞品の発送(2019年6月中)をもってかえさせていただきます。
※(株)クレディセゾンが実施するほかのキャンペーンとの重複当選はございません。

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