全室に信楽焼の温泉露天風呂を装備! 箱根小涌園 天悠 「箱根小涌園 天悠」のペア宿泊券(夕・朝食付き)を1名様にプレゼント

箱根小涌園 天悠の大浴場「浮雲の湯」。インフィニティ仕様で、“天空の湯”に浸っているような気分。

1959年の開業以来、約60年の長きにわたって多くの観光客に親しまれてきた箱根ホテル小涌園。2018年1月、惜しまれつつ営業を終了したが、2017 年4月、生まれ変わるように誕生したのが「箱根小涌園 天悠」。全室に温泉露天風呂を装備した贅を凝らした湯宿だ。箱根のワインディングロードを走るのに相応しい車としてAston MartinのNew Vantageを選び、峠道を駆け抜けてきた。

箱根の山並みに溶けこんだシックな佇まいの箱根小涌園 天悠。

箱根駅伝「山上り」の名所

今年の第95回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競争)は、青山学院大学の総合5連覇ならず、往路2位の東海大学が初優勝して幕を閉じたが、往路5区の山場の一つが「箱根小涌園前」の坂道。ここを登り切ると、あとはゴールの箱根神社まで約4kmの下り坂が勝敗の分かれ目となる。その激戦を見るために毎年、箱根ホテル小涌園に宿をとられた方も多いことだろう。そのホテルも昨年1月10日(水)で営業を終了、今年は箱根小涌園 天悠に宿を替えて箱根駅伝を楽しまれた方もおられたに違いない。

「和」の雰囲気を色濃くにじませたモダンなエントランス。
箱根の山並みと調和した玄関前の石庭。フロントは5階に位置している。
自然の風景を取り込んだ広々としたロビーラウンジ。
ロビーの奥に用意されたライブラリー。箱根の写真集や美術書など、自由に閲覧できる。
和洋創作料理で滞在客をもてなす「ダイニングはこね」。オープンキッチンになっている。
1階のThe Bar & Lounge「天悠」。眼前の渓谷美は見事。
自然の中でトリートメントを受けられる「AN(庵)SPA HAKONE」。
箱根の自然を眺めながらのトリートメントは天悠ならでは。

観光王国の基礎をつくる

箱根小涌園は、明治の元勲藤田男爵家の別荘だったものを戦後、藤田観光の初代社長、小川栄一氏が譲り受け、旅館にしたのが始まりとか。東京・目白の椿山荘や大阪の太閤園、ワシントンホテル、東京と伊豆諸島を結ぶ東海汽船など、今に至る観光王国の基礎をつくるきっかけとなっている。その後、敷地内の温泉採掘に成功、1959年に箱根ホテル小涌園(162室)としてオープンしている。設計は皇居新宮殿の基本設計を担当した吉村順三氏だった。箱根小涌園は、箱根観光とわが国の温泉文化を広げる上で、その一翼を担ってきたと言える。

箱根の地名になぞらえた名前がつけられた、わずか6室だけの特別客室。
濡れ縁を降りると、その先は専用の庭園。庭付きの客室というのも珍しい。
特別客室専用の温泉露天風呂。プライベート感覚を満喫できる何とも贅沢な設え。
内風呂は信楽焼の浴槽で、これもまた肌触りが良く、つい長湯をしてしまう。
洗面所は二人同時に使えるダブルシンク。アメニティも贅沢なブランド品が豊富に用意されている。
ダイニングスペースもあるので部屋食も可能。和洋折衷の使い勝手のよさが際立つ。
ビルの中とは思えない和の佇まいに、気分もほっこり和む。
大浴場へのお風呂セットも準備万端。浴衣の柄も好みのものを選べる。

五感で味わう湯宿

そうして満を持して登場したのが箱根小涌園 天悠(150室)。営業担当支配人の川口浩二氏は「社員旅行に代表される団体旅行の時代は終わり、これからは夫婦や家族単位で、それぞれ好みのスタイルで旅を楽しむ個人旅行の時代。五感(視・聴・味・触・嗅)を全開にして楽しめる湯宿を目指しました」と自信に溢れている。わが国伝統の旅館の温かみを残しながら、ホテルの機能性を取り入れ、さらに「天悠でなければ味わえないドラマチックな体験を堪能していただきたい」という。実際、温泉も料理もスパも、群を抜く設えの良さとサービスである。

全室に信楽焼の浴槽を備えた温泉露天風呂がついている。
月を眺めながらの温泉浴は快適そのもの!テラスにあるので、何度も出たり入ったり……。
間接照明の淡い光に包まれたベッドスペース。温泉で体を温めたせいか、よく眠れる。
朝のアクティビティ、朝ヨガ。美味しい空気を味わい、体をほぐして精神を統一。新しい一日が始まる!
箱根の外輪山を独り占めにした気分になる大浴場「浮雲の湯」は6階にある。
水面が空に溶け込み、独特の浮遊感を生む「浮雲の湯」。時間の経過とともに色合いを変える。
こちらは足元に温泉が流れる大浴場「車沢の湯」。「浮雲の湯」との男女入れ替え制。5階に位置している。
一瞬、温泉の滝か?と見紛う「車沢の湯」。渓谷に設えられた野趣満点の露天風呂だ。

天空の湯と滝壺の湯

とりわけ、宙に浮いたような心地で温泉を楽しめる露天風呂「浮雲の湯」は、まさしく天悠でしか味わえないものの一つ。湯宿の名「天悠」は、この「浮雲の湯」からインスピレーションを得たのではないかと思えるほど、名は体を表している。露天風呂「車沢の湯」もまた驚きの一つ。滝壺に近いところに岩でできた大浴場が設えられているので、一瞬、滝飛沫は温泉の湯かと錯覚するほど自然の景観に溶け込んでいる。こういう温泉はいい。実にいい。心底、日本に生まれた幸せを感じる……。

「ダイニングはこね」は旬の食材を生かした、目にも美しい和食と洋食の創作料理が好評。
お湯よし、料理よし、眺めよしの宿泊の醍醐味は朝食にあり!細部に行き届いた朝食の設えは気持ちがいい。
朝食は和食か洋食を選ぶことができる。洋食のメインディッシュは卵料理。フワフワのオムレツは絶品。
和食は新鮮なアジの干物が中心。用意された炉で好みの焼き加減に自分で焼くのが楽しい。ちなみに、4月2日(火)からは和洋のビュッフェスタイルに変更される。
営業担当支配人の川口浩二氏。「天悠の名は、スタッフが候補名を出し合って自分たちで決めました」と誇らしげ。「わが宿」の意識が高い。

箱根の峠道にはAston MartinのVantage

さて、箱根駅伝の“山の神”よろしく箱根の峠道を走るとしたらどんな車がいいだろうか。それは迷うことなくヒルクライムに強いAston Martinの2シーター、Vantage(ヴァンテージ)ということになろうか。何しろ。アストンマーティンの名は優勝したヒルクライムのレースの名に由来しているのだから、これほど心強いことはない。そこで、アストンマーティン ジャパンに依頼して広報車両を貸し出していただいた。その獰猛なまでの走りは、想像以上。公道ではうっかりしていると法定速度に違反しそうになるので、サーキットへ持ち込んで走ってみたくなった。

箱根のヒルクライムに最適なAston Martin Vantage(車両本体価格 2012万円)。野生的な風貌そのままに、峠道を一気に駆け抜けた。
常識を覆す下部が角張ったステアリングホイール。タイヤの角度をそのまま手に伝えてくれるようで運転しやすい。すぐ下にシフトパドルが収まる。
個性的なコックピット。操作ボタンは全て曖昧さを防ぐワンタッチ式。ダイヤルとの組み合わせで瞬時に選べる。
エンジンは高性能4.0リッター・V8ツインターボ。ZF製8速オートマチックトランスミッションを通して出力510PS、トルク685Nm、最高時速314kmの驚異的なパワーを生み出す。
高性能エンジンには高性能ブレーキが欠かせない。ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)など、ハイテク満載のブレーキシステムで安心して高速で走れる。
この張り出したウイングミラーを見ただけでタダモノではないことが分かる。公道よりサーキットが似合いそうだ。
2シーターの純粋なスポーツカーでありながら荷室もたっぷり。スパルタンな仕様だが、贅沢なつくりで長距離のツーリングでも疲れない。
芦ノ湖スカイラインのドライブはまさに快感そのもの! 何度でも往復したくなる。
生き物のような繊細なフォルムと、テールゲート全幅を照らすウルトラスリム・リアライト。その美しさに惚れ惚れする。
憧れのエンブレムは「太陽を運ぶ昆虫」スカラベの羽根がモチーフとか。Aston Martinは未来のテクノロジーを今、見せてくれる稀有な存在だ。

箱根に美術館が集まるわけ

箱根にはポーラ美術館をはじめ、彫刻の森美術館や成川美術館、ラリック美術館、ガラスの森美術館、それに天悠のすぐ隣の岡田美術館など、名だたる美術館が数多く集積している。一カ所にこれほど多くの、しかも彫刻から西洋美術、日本美術に至る多彩な美術館が揃うエリアは、箱根をおいて他に見当たらない。これは実はかなり奇跡的なことなのだ。箱根は実は、東京からとても近い。箱根駅伝でも分かるように、距離にして都心から約100km。1時間半もあれば十分、車で行くことができる。大都市を背景とした温泉地は、美術館に最適な立地と言える。これからの箱根は、温泉とアートということになりそうだ。足場のいい箱根小涌園 天悠は、その基地とするのにふさわしい湯宿と言えるだろう。

昨年1月、営業を終了した箱根ホテル小涌園。かつては家族連れや団体旅行客などが年間100万人以上も訪れたという。
隣接する箱根小涌園ユネッサン(YUNESSUN)。ワイン風呂やコーヒー風呂など変わり種のお風呂もいろいろ。
芦ノ湖畔に面した箱根神社の鳥居。パワースポットとして海外からの観光客にも人気がある。
山中の神社とあって、箱根神社の参道は急な階段。そこがまた幽玄な趣を生んでいて多くの人を惹きつける。
箱根神社の起源は山岳信仰が盛んだった8世紀ごろとか。芦ノ湖の九頭龍を鎮めたとも伝えられている。
箱根小涌園 天悠の隣に位置する岡田美術館。旧「開化亭」跡地に建てられたもので、日本美術のコレクションに定評がある。
●箱根小涌園 天悠への問い合わせ
Tel. 0460-82-5111(受付:9:00〜20:00)
https://www.ten-yu.com/
●取材協力:アストンマーティン ジャパン
Aston Martin Vantageの問い合わせ
Tel. 03-5797-7281
https://global.astonmartin.com/ja
●読者プレゼントのお知らせ
読者プレゼントにエントリーいただいた方の中から抽選で1名様に、箱根小涌園 天悠のペア宿泊券(夕・朝食付き)をプレゼントいたします。

〈詳細〉
ペア宿泊券:夕・朝食付き
宿泊券有効期間:2019年4月〜2019年9月
宿泊券使用除外日:詳しくは予約時にホテルへお問い合わせください。
※客室のタイプはホテル側にお任せいただきます。

エントリー期間:2019年1月17日(木)〜2019年2月25日(月)

※応募資格:エントリー期間中に、セゾンカードを1,000円(税込)以上ご利用いただいた方。
※当選者の発表は、賞品の発送(2019年3月中)をもってかえさせていただきます。
※(株)クレディセゾンが実施するほかのキャンペーンとの重複当選はございません。

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