琵琶湖畔の小さなホテル セトレ マリーナびわ湖 「セトレ マリーナびわ湖」のペア宿泊券(夕・朝食付き)を1名様にプレゼント
わが国最大の広さと貯水量を誇る滋賀県の琵琶湖。その琵琶湖大橋の守山市側のたもとにたたずむ客室数14室の小さなホテルが「セトレ マリーナびわ湖」。ヤンマーマリーナに隣接する、湖畔に面したプライベートリゾートといった趣のおしゃれなホテルである。
泊まる気をそそるホテル
琵琶湖の佐川美術館で「生誕110年 田中一村展」を開催していると知って、見に行きたくなった。そこで近くに宿はないかと探していて見つけたのが「セトレ マリーナびわ湖」だった。客室数わずか14室と小さく、湖の岸辺にたたずむ文字通りの「湖畔の宿」。建物が個性的で、チャペルもユニーク。ところが、美術館は月曜日休館で、ホテルは火曜日定休だという。定休日のあるホテルというのは、寡聞にして聞いたことがない。これはますます、泊まる気をそそるではないか。
ぼーっと過ごすのに最適
京都に住む友人に確かめてみると、すでに何度も泊まったことがあるという。京都と琵琶湖沿いの守山市は30kmほどしか離れていないので、まさに、泊まるために訪れているのだという。「それほど魅力的?」と問うと、すかさず「それほど魅力的!」と返ってきた。ぼーっと過ごすのに最適なのだそうだ。それは何としても泊まらずばなるまい。東京から片道約460km、現地での移動を考えて車で行ってみたが、ゆっくり展覧会を見て、夕刻には楽にチェックインできた。
日常をリセット
セトレ マリーナびわ湖は、ヤンマーマリーナの敷地内にある。マリーナの建物と中空の回廊で結ばれており、マリーナにとっても大切な施設になっているようだ。レセプションデスクの正面に琵琶湖を望むことができ、美しい景色はもうそれだけで大変な“ご馳走”である。ところで、セトレ(SETRE)とは何を意味しているのだろうか。ゼネラルマネジャーの波田裕明氏によると、それは「Re-setを逆に組み合わせてSet-re にしたもの」で、ホテル滞在中に日常をリセットしてもらうことを願ってのものとか。
個と全体の調和
さらに、気になっていたホテルの「火曜定休」についても伺ってみた。「お客様と同様、ホテル自体も私たちスタッフもリセットする必要があるのです。そのために定休日を設けてホテルをリフレッシュし、スタッフも休息をとるのです」。ホテルを運営する株式会社ホロニックは、文字通り「個と全体の有機的調和」を目指すコミュニテイ創造企業。そのためにはいつも、スタッフ自身が快適な状態でなければならない。笑顔でいられるスタッフこそ、サービス業にとって最大の財産と考えているようだ。
効率は二の次
「定休日のあるホテル」というのも、確かにあってよさそうだ。24時間・年中無休に慣らされていると、つい、奇妙に感じてしまうが、その精神は館内のすみずみまで染み通っているので、とても居心地がよい。「効率と上質なサービス」の調和は永遠の課題だが、しかし、よくよく考えてみれば「効率」は誰のためのものか、ということになりそうだ。経営する側の都合が、顧客にとって好ましいものになっているのかどうか……。しかし、波田裕明GMはためらうことなく「お客さんの都合が第一、効率は二の次です」と言い切った。
一皿に込められた熱い思い
その、いさぎよさを体現していたのが料理だった。近隣の近江産の優れた食材を求めて直接、生産者の元へ足を運び、肉、野菜、魚、乳製品、果物などの旬の食材を食卓に用意する。この地道な努力は、効率とはほど遠い営みに違いない。力のこもった近江づくしの一皿一皿に、地元への愛情、地域との一体感、誠実な思いが伝わってくる。琵琶湖は名高い近江商人を生んだ土地柄だが、「売り手・買い手・世間」の三方よしは、つまるところ「信用」ということに尽きるだろう。誠実は、ビジネスを永続させる極意と思うのだが、どうだろうか。
読者プレゼントにエントリーいただいた方の中から抽選で1名様に、セトレ マリーナびわ湖のペア宿泊券(夕・朝食付き)をプレゼントいたします。〈詳細〉
ペア宿泊券:夕・朝食付き
宿泊券有効期間:2019年2月〜2019年7月
※客室のタイプはホテル側にお任せいただきます。
※除外日等は予約時にご確認ください。
エントリー期間:2018年11月16日(金)〜2018年12月25日(火)
※応募資格:エントリー期間中に、セゾンカードを1,000円(税込)以上ご利用いただいた方。
※当選者の発表は、賞品の発送(2019年1月中)をもってかえさせていただきます。
※(株)クレディセゾンが実施するほかのキャンペーンとの重複当選はございません。
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