半導体製造で培った技術を生かす勝沼のワインづくり MGVs(マグヴィス)ワイナリー MGVsワイナリー 赤ワインと白ワインをセットで3名様にプレゼント
かつて半導体製造工場として稼働していた山梨県甲州市勝沼町の日川のほとり。そこは、類まれなブドウ栽培の好適地だった。MGVs(マグヴィス)ワイナリーは、そこにしかないテロワールの味わいをワインに込める。半導体製造さながらの緻密さで作り上げる新しい時代のワインは、未来への贈り物なのかもしれない。
半導体メーカーのワイナリー
勝沼へはよく行くので、街並みはほぼ記憶にある。しかし、これまで見かけなかったシックな建物を発見。ネーミングも斬新で、都市の喧騒を逃れて新興のIT企業がオフィスでも構えたのかと思いきや、ワイナリーだという。そこで早速Netで検索、同じ甲州市の塩山に本拠を置く半導体メーカー、株式会社塩山製作所のMGVsワイナリーだと分かる。ぶどう栽培の盛んな土地柄で、多くのワイナリーがあるとはいえ、畑違いの分野に乗り出したことに興味を覚え、どのようなワイナリーなのか行ってみた。
本気で取り組むぶどう栽培
勝沼のオフィスの1階は試飲ができるショップになっており、大きなテーブルを据えた商談スペースもある。インテリアデザインの目が行き届いた、気持ちの良い空間である。松坂浩志社長によると、ワイナリーは半導体メーカーの一部門で「決して趣味でやっているわけではない」とのこと。「将来は半導体に引けを取らない事業にまで育っているかもしれませんよ」と笑顔が絶えない。松坂社長は元々、地元のぶどう農家の出身。ぶどうの栽培については知り尽くしている。その上、日川沿いの工場跡地が空いたことで醸造設備を入れられることになり、一気に事業化が進んだという。ワイナリーが稼働したのは2016年のこと。創業からまだ間もない。
ローカルからグローバルへ
ワイン事業に取り組んだ最大の動機はこの地の「土壌の良さ」だという。「土壌改良といった無理をしなくても、勝沼とその周辺エリアにはぶどうの栽培に適した土地がたくさんある」と松坂氏。このテロワール(農産地、地域特性)を次の時代にも残したいと考えたという。そのためには、その土地固有の育種ということで、この地で長い間栽培されてきた甲州種(白)とマスカット・ベーリーA種(赤)の2種類のぶどうだけに絞って栽培している。「農業は土壌、日照、水質、雨量、風向風力、天候、気温など、さまざまな要素に左右される。だから、その土地固有のものが育つ。それこそがローカル。そのローカルを一級品に仕上げれば世界の人々が求めるグローバルになる」と遠くを見つめる。
テロワールへの強いこだわり
半導体製造で鍛え上げられたワインの製造プロセスは、極めて精密で科学的。それはラベルに反映されている。アルファベットのK(甲州種)かB(マスカット・ベーリーA)の後の3桁の数字は、ぶどうの収穫地(5カ所)、仕込み方法・原料の処理方法(5種類)、製造方法(8種類)の順に違いを示している。同じ種類のぶどうで作られたワインでも、ボトルに詰められた時点ですっかり異なった味わいを持つことになる。そのベースには、ぶどうが育ったテロワールへの強いこだわりがあり、その個性を活かすためのさまざまな工夫があるからだろう。
その人柄を味わう
さて、その味わいはどのようなものだろうか。スパークリングワインを含め、何本か購入して家で味わってみたが、概してクセがなく、とても飲みやすい。フルボディのワインが好みの方にはいささか物足りないと感じる向きもあるかもしれないが、それがかえって料理を美味しくいただくためのワインとして最適に思える。ワインは料理の友……主役はあくまで料理と考える方には絶好の選択となるのではないか。筆者の場合は、もっぱらつくられた方の人柄をも味わうので、どのワインも最高に美味しいと感じた。
読者プレゼントにエントリーいただいた方の中から抽選で3名様に、MGVs(マグヴィス)のワインを赤白セットでプレゼントいたします。
〈詳細〉
・商品名:赤ワイン B553
・価格:3,300円(税込)
・サイズ:750ml
・商品名:白ワイン K131
・価格:5,500円(税込)
・サイズ:750ml
エントリー期間:2019年12月17日(火)〜2020年1月27日(月)
※応募資格:エントリー期間中に、セゾンカードを1,000円(税込)以上ご利用いただいた方。
※当選者の発表は、賞品の発送(2020年2月中)をもってかえさせていただきます。
※(株)クレディセゾンが実施するほかのキャンペーンとの重複当選はございません。
※未成年者の飲酒は法律で禁止されております。未成年の方のエントリーはご遠慮ください。
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