自宅でおいしいヨーグルトをつくれる タニカ電器の「ヨーグルティアS」 「ヨーグルティアS」を4名様にプレゼント

岐阜県多治見市に本社を置くタニカ電器株式会社。戦後間もない時期に創業している。

”岐阜のエジソン”と呼ばれた創業者を持つタニカ電器株式会社。岐阜県多治見市を本拠に、68年間にわたって国内自社生産にこだわりながら「あったらいいな」をカタチにしてきた。中でも、1971年にわが国で初めて製品化に成功したヨーグルトメーカーは、その記念碑的な製品。日本の食卓を変える小さな会社の大きな夢をご紹介しよう。

エントランスを入ると、発売中のヨーグルトメーカーが顧客を出迎えてくれる。

最初は陶器製電気ポット

岐阜県多治見市は美濃焼で知られる焼き物の町。しかし、名古屋まで車でわずか30分ほどの距離にあり、セラミックを中心としたさまざまな工業が盛んだ。市の中心部とその近郊には中小の工場が整然と立ち並んでいる。そんな環境の中、1950年に誕生したのが谷口文雄氏(故人)創業の技研陶器製作所だった。地場産業のセラミック製品を製造する傍ら、電気の技術を生かして陶器と電気を融合した製品の試作を重ね、1955年に陶器製の電気ポットを発売している。

社長は創業者の長女、谷口幸子さん。「いずれは一家に一台、家庭でヨーグルトをつくってもらえるようにしたい」と大きな夢を持つ。

家族を大切にするタニカ

製品はたちまち、米国をはじめ、ヨーロッパやカナダなどに輸出されるまでになったという。以後、電気たまごゆで器、ガラス製電気ポット、日本初の家庭用電気酒燗器(カンペット)などを次々に発売、まさに“岐阜のエジソン”と呼ばれるのにふさわしい活躍ぶりだった。同社の主力商品となっている日本初のヨーグルトメーカーを発売したのは1971年のこと。翌年、タニカ電器株式会社に社名変更している。ちなみに、タニカという社名は谷口のタニと、奥様の旧姓、加藤のカを組み合わせたものとか。内助の功への感謝の気持ちがにじむ、誠実味あふれる社名ではないだろうか。

「ヨーグルティアS」を公式オンラインストア「すばる屋」で注文するとこのような状態で届く。
基本のセットはいたってシンプル。操作も簡単。広く普及する理由がよくわかる。
頼りになるのが、NHK「きょうの料理」でおなじみの高城順子先生の協力を得て制作されたレシピブック。A5サイズ、80ページの堂々たるレシピ集である。
基本レシピをマスターしたら、クッキングブック(別売)のパーティ料理にも挑戦したい。発酵食品の豊かさに目が開く。
自家製ヨーグルトは、牛乳900〜1,000mlに市販のプレーンヨーグルト100g程度を入れてよくまぜ、ヨーグルティアS40℃・6〜7時間にセットしてスタートボタンを押すだけで簡単にできる。
メインの種菌はこの3種。4種の乳酸菌が入った「ABCT種菌」(左)、乳酸菌と酵母が「共生発酵」するケフィア(中)、長寿地域の伝統的な発酵乳「カスピ海ヨーグルト」(右)。

発酵食品に脚光、大きく伸びる

やがて創業社長が亡くなり、紆余曲折を経て会社を継いだ谷口幸子氏は「OEMで生産していた製品の注文が打ち切られたときは大変でした」とさらりと言ってのけるが、そうした人生の苦労が深い味わいとなって実ったのだろうか、いつの間にか発売から半世紀になろうとしていたヨーグルトメーカーの売れ行きが、ここへきて大きく伸びている。「発酵食品が脚光を浴びるようになって、市販のヨーグルトに飽き足らない方たちが手作りヨーグルトの良さに目覚めたのだと思います」と谷口氏。もちろん、製品を改良し続けた努力あってのことだろう。

水切りバスケット(別売)を使って水切りヨーグルトをつくると、濃厚な味わいのヨーグルトができる。
水切りヨーグルトはプレーンヨーグルトから水分を抜いたものなので、熱を加えても固まりにくいことから料理にも使いやすいのが魅力。落ちた水分(ホエイ)にも栄養素がたっぷり含まれている。
アボカドヨーグルトチーズ焼き。塩分もカロリーも控えめ。
ビーフストロガノフに水切りヨーグルトを添えるだけで、味わいはぐっとマイルドになる。
水切りヨーグルトを使えば、高カロリーのクリームチーズも生クリームも使用することなくティラミスを作ることができる。
ココナツの甘い香りが食欲をそそるココナツミルクヨーグルト。ココナツミルクパウダーを使用すると簡単につくれる。
豆乳とプレーンヨーグルトだけでつくるヘルシー感満載の豆乳ヨーグルト。豆乳と牛乳を半々ずつ合わせてもおいしくできる。

自前のヨーグルトはうまい!

改良を重ねてきた最新の「ヨーグルティアS」は確かに使いやすく、汎用性があり、デザインも洗練されている。種菌を使用した場合、牛乳1リットルに種菌(わが家ではもっぱらABCT種菌)を入れてよく混ぜ、42℃・12時間にセットしてスタートボタンを押せば、自前のヨーグルトが自然に出来上がる。しかもこれが、コクがあって濃厚、スッキリした酸味とほのかな甘みもあり、実においしい。口当たりがしっかりしているので「食べごたえ」がある。水切りバスケットS(別売)や温玉スタンド(別売)、新たにガラスポット(別売)も加わったので、これらを駆使すればヨーグルティアSはほぼ休みなく活躍してくれる。

ヨーグルトでつくるフレッシュチーズ(熟成させないチーズ)3種。カッテージチーズ(左)、リコッタチーズ(右上)、マスカルポーネチーズ(右下)。ヨーグルトを使えば簡単につくれる。
低脂肪、低カロリーのスキムミルクを使用したスキムミルクヨーグルト。骨粗鬆症の予防にも効果的とか。
スイーツ感覚で食べられる杏仁ヨーグルト。牛乳と杏仁霜(アーモンドパウダー)、プレーンヨーグルト、グラニュー糖でつくる。
市販のヨーグルトではとても味わえない濃厚かつリッチな味わいのオリジナル生クリームヨーグルト。料理が上手になったような気になる。
温泉たまごを簡単につくれる「温玉スタンド」(別売)。全体にトロリとした食感の温泉たまごを、ムラなくきれいにつくれる。
とろとろの温泉たまごを乗せて、黄身をからめながら食べるウフ・ラタトゥイユ。
半熟状態の黄身よりも、さらに白身がやわらかく茹で上がるのが温泉たまご。この絶妙の温度加減を可能にしたのがヨーグルティアS。そうめんと豆乳スープにその温泉たまごを乗せると……。
ひつまぶしにも温泉たまごを乗せてみる。ビビンパ、パスタ、カツ丼などにも乗せるとうまい。

大切な家族のために

ヨーグルトに限らず、納豆や味噌、しょう油、甘酒など、発酵食品が健康に与える利点は多い。何より、ヨーグルトを愛用するカフカス地方やカスピ海沿岸諸国、ブルガリアなどに長寿の人が多いことでも、ヨーグルト効果はよくわかる。体内には100種類以上の腸内細菌が住み着いているそうだが、その菌がせっせと食べ物の消化を助け、体の免疫力を高め、発がん物資を防いでくれていることを思うと、乳酸菌や納豆菌が愛おしくなる。自分のためだけなら「まあ、いいか」となっても、「家族のため」を思えば、たとえカップ一杯のヨーグルトといえども徒(あだ)や疎(おろそ)かにはできない。

ヨーグルティアSでつくれるのは自家製のヨーグルトだけではない。万能の調味料、塩麹もこの通り。
塩サケも、塩のかわりに塩麹漬けにすると、切り身がしっとりとして、味わいもぐんとまろやかになる。
米麹にしょうゆを加えて発酵・熟成させたのがしょうゆ麹。麹の働きによって食材をやわらかくし、臭みを消してくれる。
そのしょうゆ麹に漬け込んだカジキの照り焼き。食感がやわらかくなり、旨味を引き出してくれる。
大豆の風味を生かした手作りの無添加味噌。ヨーグルティアSなら、京風の白みそまでつくれる。
「甘酒」とは言いながら、アルコール分を含まない麹だけでつくる甘酒。麹の発酵パワーが見直されて、甘酒は今や「飲む美容液」とまで言われている。
自然な甘さを味わう「甘酒3種」。プレーン甘酒(左)、雑穀甘酒(右上)、お赤飯甘酒(右下)。肌をきれいにするそうだ。
●タニカ電器株式会社への問い合わせ
Tel. 0120-849-610(平日09:00〜17:00)
https://www.tanica.jp
●読者プレゼントのお知らせ
読者プレゼントにエントリーいただいた方の中から抽選で4名様に、タニカ電器のヨーグルトメーカー「ヨーグルティアS」をプレゼントいたします。
〈詳細〉
・商品名:ヨーグルティアS
・価 格:10,000円(税別)
・サイズ:高さ188mm×外径160mm/製品重量:760g
・カラー:ブルー/グリーン/ピンク/ホワイト 4色
※カラーの選択は編集部にお任せいただきます。
・設定温度:25〜70℃ マイコン温度調節機能付き
・設定時間:30分、1〜48時間まで1時間単位
・コード長:1.8m
・セット内容:ヨーグルティアS本体/内容器×2個/ヨーグルトスプーン/レシピ集/取扱説明書エントリー期間:2018年11月16日(金)〜2018年12月25日(火)

※応募資格:エントリー期間中に、セゾンカードを1,000円(税込)以上ご利用いただいた方。
※当選者の発表は、賞品の発送(2019年1月中)をもってかえさせていただきます。
※(株)クレディセゾンが実施するほかのキャンペーンとの重複当選はございません。

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