富士山からのおくりもの 富士桜高原麦酒 「地ビール飲み比べ4種8本セット」(1本330ml)を5名様にプレゼント
かつて日本各地で「地ビール」が盛んに造られたことがあったが「高い、クセがあって飲みにくい、品質が不安定」などの理由でかなり淘汰されたようだ。かわって最近では「クラフトビール」と呼ばれる小規模醸造業者による高品質のビールが注目を集めている。そんななか、クラフトビールという新しい表現に合う新しいスタイルのビールに挑戦しながら「その土地でしか造れない地ビールのよさを守る」と、一本筋の通った、気概にあふれた地ビールメーカーが富士桜高原麦酒である。
規制緩和で地ビールが可能に
地ビールが盛んに造られるようになったのは、1994年に酒税法が改正されてから。細川護熙政権のときに規制緩和の象徴として実施されたもので、ビール醸造免許を得るのに、それまで年間生産量2,000kl以上を必要としていたのが、一挙に60kl以上に引き下げられた。そのため、少量生産でもビールの醸造が可能になったのである。「規制」というのは恐ろしいもので、規制されているときは当たり前のように思っていたものが、外れてみると「あの規制は一体、何のためだったのか、誰のために規制されていたのか」と不思議に思えてくる。
その土地に根ざしたのが地ビール
ともあれ、その規制緩和のおかげで全国各地に地ビールメーカーが乱立することになったのだが、ブームが過ぎてみると、多くは泡のように消え去り、本当に優れたものだけが生き残った。富士桜高原麦酒は、単に生き残っただけでなく、地ビール業界にその名を轟かせ、2018年には事業開始20周年を迎える。醸造長を務める宮下天通(ひろみち)氏は「この地でしか取水できない富士山の伏流水、ふじざくら命水を生かすことがビール事業の目的でした」と言う。まさに、その土地に根ざした「地ビール」なのである。
世界のコンクールで金賞受賞!
それまでビールの醸造とは無縁だった宮下氏。会社から「ビールの醸造所を立ち上げるが、お前、ビールは好きか」と問われて「はい」と答えたら「ドイツに行ってこい」と言われて、ミュンヘンのデーメンス醸造専門学校へ。そこで、1リットルの大ジョッキを片手にわいわいやっているドイツ人の姿を見て「本当にうまいビールは、もう一杯飲みたくなる」と気づき、南ドイツの醸造技術を真剣に学び尽くす。その成果の賜物か、これまでに何度もビールの世界コンクールに出場して金賞を受賞している。
ドイツビールはなぜうまい
ドイツのビールはなぜうまいのか。それは「1516年にバイエルン公ヴィルヘルム4世が定めたビール純粋令のおかげでしょうね」と宮下氏。「ビールは麦芽、ホップ、水、酵母のみを原料とすべしという規則は、500年を経た現在でもドイツのビール醸造所の精神として生きている」という。宮下氏が“てんつうさん”と呼ばれて地ビールの世界で師匠のように慕われているのは、このドイツ流の醸造技術を頑なに守っているせいだろう。さらに「ドイツビールは鮮度が命」と、直営のビアレストランやビアバーに力を入れ、実際に富士桜高原麦酒を楽しめる場所を確保していることも高い評価を得ている理由の一つになっている。
経営母体を支えた“命の水”
富士桜高原麦酒を経営しているのは、富士山麓の河口湖一帯で別荘地やゴルフ場、スキー場、温泉など、レジャー施設の開発を手がけている富士観光開発株式会社。事業を開始した1959年当時、この一帯に川はなく、火山性の地質から不毛の大地と呼ばれていたそうだ。そこでまずは「水源の確保」から事業を始めなければならなかったという苦難の歴史を持っている。命の水「ふじざくら命水」を得たおかげで自然の大切さを知り、「自然と人との調和」を企業理念に、時間をかけて開発を進めている。「ふじざくら命水」は同社にとっての「命」であり、それを活かしたビール事業は「宝」ということになりそうだ。
https://www.fujizakura-beer.jp/store
エントリー期間中、セゾンカード・UCカードを1,000円(税込)以上ご利用のうえエントリーいただいた方の中から抽選で5名様に、富士桜高原麦酒「地ビール飲み比べ4種8本セット」をプレゼントいたします。
〈詳細〉
体裁:瓶ビール
容量:1本330ml×8本
通常価格:3,800円(税込)
エントリー期間:2017年12月15日(金)〜2018年1月25日(木)
※当選者の発表は、賞品の発送(2018年2月中)をもってかえさせていただきます。
※(株)クレディセゾンが実施するほかのキャンペーンとの重複当選はございません。
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