東京生まれ、青梅育ちの「製販一貫」最上級タオル Hotman(ホットマン) ホットマンの「1秒タオル」を10名様にプレゼント
江戸時代を通じて八王子市を中心とした東京多摩地区の西部は元々、絹織物の産地として広く知られていた。中でも青梅近郊の女性たちの手によって織られた軽快な縞柄の「青梅縞(おうめじま)」は、粋を尊ぶ江戸の町民に人気を呼び、一世を風靡したという。その青梅で、江戸時代から続く織物業をルーツに持つのがホットマン株式会社。織物業を専業とした1868年(明治元年)を創業とし、2017年に創業150年目を迎えている。
織物業で栄えた青梅
ホットマン株式会社が会社組織として設立されたのは、戦後の1951年のこと。当時の社名は梅花(ばいか)紡織株式会社だった。青梅にちなんだ社名である。当時は戦後の物資不足がまだ続いており、それに朝鮮戦争による「朝鮮特需」が重なって、「青梅夜具地(やぐじ)」と呼ばれた布団地などが飛ぶように売れたそうだ。そこで、織機を「ガチャン」と動かすたびに「万」単位でお金が儲かると揶揄された「ガチャ万景気」という言葉まで生まれたほど、高度経済成長の萌芽期を迎えていた。
タオル専業メーカーの誕生
しかし、会社設立時から現場を引っ張ってきた2代目社長の田中富太郎氏(1921-2010)は、わが国のライフスタイルが欧米化するのを見越して布団地の生産から婦人服地の生産にシフト、青梅の中でも独自の技術を磨いていった。さらに、創業者精神旺盛な田中富太郎氏は当時、手ぬぐいが一般的だったこの国にも「ふんわりと気持ちのよいタオルは間違いなく普及する」と時代の先を読んで1962年にタオル工場を新設、翌年から本格的に生産を開始し、1970年にはついにタオル専業メーカーとなっている。
“熱いこころ”を持つホットマン
そこで早速、青梅のホットマン本社を訪ねてみた。ちなみに、ホットマンという社名はタオルの「温もり」をイメージすると同時に、スタッフの「熱いこころ」をも表している。出迎えてくれたのは坂本将之社長。1976年生まれというから、今年41歳。デニムの産地として知られる岡山県の出身で、大のジーンズ好き。それが嵩じて信州大学繊維学部に入学、卒業してすぐの1999年に入社している。「誰よりも繊維を知り尽くしている」ところから、工場長を経て38歳の若さで社長に抜擢、本人自身が「ホットマン」を体現しているかのようで、「本物のタオル」造りを熱く語る。
今も守り続ける創業者の精神
吸水性が高くて柔らかい上質なタオルを作り、消費者の手まで届けるには「原綿の選定から織り、染色、仕上げ加工、販売に至るまで、すべて自社で責任を負うこと」だという。「当社では、タオルを柔らかくするための柔軟剤や、消毒用の塩素系の薬品などは一切、使用していません。肌に直接、使うものなので、赤ちゃんや子どもでも安心して使えるよう、安全には最大の配慮をしています」とも。そのためには「絶対妥協しない」「嘘をつかない商品」という創業者の精神を、今も頑なに守り続けているそうだ。
ホットマンはなぜ最上級か
特に「水」にはこだわっており、秩父山系の伏流水を使用できる川越に染色工場を置いている。「綿花には油脂分が含まれていますし、タオルを織るためには糸に糊付けをする必要もあります。吸水性を高めるためには、こうした不純物をどこまできれいに洗い流せるか、そこが決め手」と坂本社長。生成りのタオル地を良質な地下水で4〜5時間もかけて丁寧に不純物を取り除くことで同社の誇る「1秒タオル」が生まれる。しかも、同社のタオルはいつまでも柔らかく、子どもが何年経っても手放さないセキュリティ・ブランケットならぬ“セキュリティ・タオル”となることもある。
次の世紀にも残しておきたい会社
ホットマンには「永遠色(トワイロ)タオル」と名付けられた美しいタオルがある。塩素系の漂白剤が付着しても色褪せしにくい「スレン染料」で染め上げたものだ。この染料は、下地がきれいに洗い清められていないと染めるのが難しい。生成りのコットンを良質な水でじっくり晒す同社の方式だからこそ、繊細な色に染め上げることが可能になる。「愚直なまでに質の高いタオルを求める」こんな会社こそ、次の世紀にも残しておきたいものだ。
https://www.hotman-onlineshop.com/
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〈詳細〉
サイズ:横35×縦90cm
価格:1枚1,080円×2枚組 計2,160円(税込)
※カラーの組み合わせは選べませんのでご了承ください。
エントリー期間:2017年8月17日(木)〜2017年9月25日(月)
※当選者の発表は、賞品の発送(2017年10月中)をもってかえさせていただきます。
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