薄さ2mmの老眼鏡 Paperglass(ペーパーグラス) ペーパーグラスを2名様にプレゼント
今やスイスの時計産業と同じくらい、福井県鯖江市のメガネ産業は世界的だ。鯖江市のホームページを開くと、自ら「めがねのまちさばえ」とあり、鯖江市を中心に一部、福井市を含むメガネ産地としての「鯖江」では、国産フレームの96%以上を生産している。世界シェアでも、高級品を中心に20%を占めるというから、まさに世界的なローカルビジネス。その鯖江市で生まれたのが、薄さわずか2mmの老眼鏡「Paperglass(ペーパーグラス)」。東京の帝国ホテルに直営店があるというので早速、行ってみた。
世界に誇るSABAE
老眼の教科書『はじめてのリーディンググラス』(世界文化社刊)によると、鯖江市でメガネが作られるようになったのは1905年(明治38年)のことだそうだ。福井県麻生津村生野(現・福井市)の増永五左衛門という人が、雪国の厳しい家計を支えるために、冬でも家の中でできる内職としてメガネづくりを始めたのだそうだ。この人が偉かったのは、メガネづくりを自分で独占せず、地域を挙げて分業に取り組み、誰もがメガネづくりに携われるようにして、皆で一緒に豊かになろうとしたことだ。以来110有余年、メガネとは何の縁もなかったところから、こつこつ技を磨き続けて、今や世界に誇るSABAE にまで成長した。
鯖江発のメガネブランド
その鯖江から生まれたのが紙のように薄い老眼鏡、薄さわずか2mmという「Peperglass(ペーパーグラス)」。これを生み出した西村プレシジョンは「鯖江発のメガネブランドを世界に発信したい」とブランドに磨きをかけている。親会社は、チタンの精密加工で知られる鯖江の元気企業、西村金属。意欲と技術的な裏付けと実行力が一つになって、Made in Sabaeのブランドが、世界に羽ばたこうとしている。
近くのものが読めなくなる
老眼は、加齢とともに水晶体の弾力が弱まり、目の筋肉が衰えることによって起きる現象で、近くのものが徐々に見えにくくなる。初めは30cmくらい離しても読めた新聞が、やがて40cm離し、50cm離しているうちに、ついには老眼鏡のお世話にならないと読みづらくなる。老眼はそのうち治るというようなものではないので、読みづらくなったら早めに老眼鏡のお世話になったほうがよさそうだ。
老眼鏡の不便さを解消
とはいえ、老眼の場合、遠くのものを見るのに不便はないので、老眼鏡を掛け続けている必要はない。そこで、新聞や雑誌、本、書類などを読むときだけ必要になるので、そこがかえって厄介だ。つまり、しょっちゅう掛けたり外したり、あっちへ置いたりこっちへ置いたりすることになるので、必要なときに手元にないことがある。ペーパーグラスは、この老眼鏡ゆえの不便さを解消するために開発されたともいえる。この薄さなら本の間に挟んでおけるし、長財布に入れておいても邪魔にならない。
リーディンググラスと呼ぼう
メガネの最初は老眼鏡である。加齢によって文字が読みにくくなったお年寄りのために開発されたものだという。そのため、メガネは知識人の象徴であり、長寿に恵まれた証でもあった。しかし最近は、パソコンとスマホに明け暮れるようになり、若い人の間でも眼精疲労の人が増えているという。それだけ老眼が早まっているわけだ。したがって、老眼鏡はもはや老人だけのものではなくなりつつある。そこで、老眼鏡の響きはどうもいただけないので、英語のリーディンググラスに変えてみるのはどうだろう。幸い、ペーパーグラスは年寄りくさくないので、若い人にも使ってもらえそうだ。
エントリー期間中、セゾンカード・UCカードを1,000円(税込)以上ご利用のうえエントリーいただいた方の中から抽選で、ペーパーグラス オーバル「四季カラー」紅梅、紺碧(各23,000円、税別)を各1名、計2名様にプレゼントいたします。ご応募の際に「紅梅」「紺碧」の2色から、いずれか一色をお選びください。
〈セット内容〉
・レンズ度数交換6ヶ月無料チケット
・携帯用付属ケース
・メガネ拭き
エントリー期間:2017年5月17日(水)〜6月26日(月)
※当選者の発表は、賞品の発送(2017年7月中)をもってかえさせていただきます。
エントリーキーワード/鯖江
エントリーはこちら