ユニークなデザインのパーソナルキッチン家電 レコルト 「カプセルカッターキャトル」(専用レシピ付き)を3名様にプレゼント
小さくて、カラフルで、おしゃれ。もちろん、機能は万全。キッチンに置くより、ダイニングに置いておきたくなるようなレコルトのパーソナルキッチン家電。これぞ日本のお家芸とも言うべきコンパクト家電は、思わず「小さいことはいいことだ!」と口ずさみたくなるほどキュートな表情をしている。
セレクトショップで展開
「レコルト」のブランドでパーソナルキッチン家電を開発・販売しているのは株式会社ウィナーズ。創業者で代表取締役の岡野真二氏は祖父の代から続くプラスチックメーカーを継ぎ、米国のアウトドアブランドの日本向け製品を製造、1992年に自分の会社ウィナーズを創業した。転機は、ドイツの家電メーカーの日本総発売元になったときに訪れる。「性能は抜群だったのですが、何しろ全てが大きすぎた」と岡野氏。そこで自ら、オリジナル家電の第1号として2人用のコーヒーメーカー「カフェデュオ」を発売、これを家電量販店でなく、雑貨店やセレクトショップに置いたことで「小さなサイズ」の人気に火がつく。
1人か、せいぜい2人……
家電製品でありながら、レコルトの製品をわざわざ「雑貨」としたのには理由がある。「目指したのは1人用か、せいぜい2人で使用するもの。90cm四方のテーブルに椅子がせいぜい2脚。この最小単位の暮らしでも過不足なく快適に生活できるキッチン家電がレコルトの世界。それは、ファミリーを単位とした家電量販店には合わない……」そう感じて敢えて雑貨の分野で展開することにしたそうだ。それは期せずして、核家族の時代にピタリと合った。
温かみのあるデザイン
レコルトの特徴は、そのデザイン性にもある。モダンなデザインはともすると冷たい印象になり、人を寄せ付けない雰囲気を生むが、レコルトの商品にはどこかレトロ感の漂う温かみがある。クラシックカーに乗るのが趣味という岡野氏は「機械だからこそ人の温かみや優しさ、そこに人間らしさを感じたい」という。無機的になりがちなタワーマンションのキッチンやダイニングに置くことで、少しでも温かな色合いを添えたいとも。操作が簡単で、手入れがしやすいことも特徴の一つだろう。
自分用に欲しくなる
レコルトの商品ラインナップを見ると、どれも自分用に一つ、欲しくなる。1杯分のコーヒー豆を挽く「コーヒーミル」、1カップだけのコーヒーメーカー「ソロカフェ」、スリムでスタイリッシュな1人用の保冷庫「パーソナルクーラーボックス」(最大容量6.5ℓ)、レトロなフォルムの電気ケトル「クラシックケトルリーブル」、それに1人用のオーブン「ソロオーブンアヴァンセ」や1台で蒸す・煮る・焼く・揚げるの4役をこなす「ポットデュオエスプリ」など、1人だけで使いたいときに重宝しそうだ。
重要性を増すパーソナル家電
パーソナル家電という考え方は、実は、1人暮らしや夫婦2人だけのものではない。家族と生活のリズムが異なったり、自分だけの時間を過ごしたいとき、好みや健康上の理由で自分だけ別に食べたり飲んだりしたいとき、1人用のキッチン家電は実に重宝する。短時間に、素材を無駄にすることなく、必要なときに必要なだけの食べ物や飲み物を確保するのは極めて合理的だ。1人だけの食事を「個食」と称して、あたかも不健康なことのように言われるが、ライフスタイルの上でこれからますます重要になりそうだ。
使い心地が大事
開発スタッフの一員として実際に使う身になって製品の使い心地を確かめているのがフードスペシャリストの佐藤久美さん。料理教室のインストラクターの出身で、「こんなものがあったらいいな!」というアイデアの段階から参加し、試作品が出来上がると、実際に使ってあれこれ改良点をアドバイスしている。「ワッフルボウルはこれまで何千枚焼いたか分からないほど」だそうだ。外側のパリパリ感と内部のふんわり感、これを同時に実現するまで試行錯誤の連続だったとか。「おかげさまで自慢できるものが完成しました」と満足そうだ。
新製品も続々
レコルトは開発の手を緩めない。「ポットデュオ」の煮る・蒸す・焼く・揚げるの4役にプラス「炊く」機能を加えたのが「ポットデュオフェット」(9月上旬発売予定)。マットな琺瑯調のデザインで、そのままテーブルの上に置いておきたくなるほどコンパクトで美しい。この夏登場したばかりの「ハンディブレンダースリムプラス」(9月上旬発売予定)も使いやすそうだ。ブレンダーパーツの他にビーターパーツが付属しているので、これ1台あれば、アタッチメントを交換するだけで「つぶす・混ぜる・泡立てる」作業が簡単にできる。
インテリアにも広がる
レコルトは、キッチン家電からインテリアの分野にまで幅を広げ始めている。その一つが照明器具の「レコルト ルミエール」。北欧家具や楽器などに使われる美しいアッシュ材とステンレスを組み合わせたユニークな照明器具で、立体的なフォルムが特徴。スタンド部分を自在に動かせるフロアライトや、柔らかなイメージのテーブルライトなどはこれまでどこにもなかったユニークなデザインで、レコルトのDNAを受け継いでいる。
少人数で大きな仕事
これだけ多彩な活動を展開していながら、社員数はわずか20名(2016年8月現在)というから驚く。自らは工場を持たず、企画・開発から製品化までを手がけ、流通ルートを選びながら限られた店舗だけで販売する戦略は、むしろ少人数だからこそ可能なのかもしれない。製品だけでなく、会社もまた「小さいことはいいこと!」なのだろう。企業の規模が大きくなると、それ自体を維持することが目的になり、消費者の個人的な要望にまでとても手が回らなくなる。レコルトは、そこを埋める存在でもある。
市場は世界に
レコルトの製品群を見ていると、どれも佇まいが自然だ。どこか丸みを帯びていて、角張った感じやゴツゴツ感がない。カラーリングも穏やかで、手触りが温かい。サイズが小さいので、一見おもちゃのように見えないこともないが、実際に使ってみると重量感があり、しっかりした手応えが伝わってくる。モーターもパワフルで、耐久性も十分といったところ。日本だけでなく、世界中の核家族に必要とされそうだ。
デンマークからテーブルウェアも
ところで、ウィナーズは自社製品だけでなく、優れたテーブルウェアの輸入販売も行っている。その一つがデンマーク発祥のテーブルウェアブランドVIVA Scandinavia(ビバ スカンジナビア)。女性デザイナーの手によるガラス製品は、美しく機能的。ガラスが2層になったダブルウォール構造のグラスやダブルウォールストレートボトルは結露しにくく、保冷・保温効果は抜群。クラッシュアイスを入れてスティック野菜をサーブするときなどにも威力を発揮する。フタを取らずに、どの方向からでもドリンクを注げるボトルの構造は出色。
生きることを楽しんでほしい
「売れることも大切だけど、自分たちが作りたいものを作ることはもっと大切。自分たちが欲しいと思うもの、マイナーでも人の役にたつもの、そういうものを供給していきたい。大人数の会社だとリスクが取れないので難しいかもしれないけど、小さな会社ならすぐできる。第一、売ることばかり考えていると仕事が楽しくなくなる。でも、小さな組織でも明日を変えられれば達成感は大きい。多くの人に生きることを楽しんでいただきたいのです」と岡野社長。今世紀と言わず、次の世紀まで残しておきたい会社と言えそうだ。
エントリー期間中、セゾンカード・UCカードを1,000円(税込)以上ご利用いただいた方で、読者プレゼントにご応募いただいた方の中から抽選で3名様にレコルトの「カプセルカッターキャトル」(専用レシピ付き)をプレゼントいたします。
※3色用意しますが、カラーの選択は編集部にお任せいただきます。
※当選者の発表は、賞品の発送(2016年10月中)をもってかえさせていただきます。
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