懐かしい田舎の休日 蛍雪の宿 尚文 ペア宿泊券(夕・朝食付き)を1名様にプレゼント
群馬県・水上温泉へは、都心から関越自動車道で約170km、2時間ほどで行くことができる。この時間距離の近さにもかかわらず、里山の雰囲気は濃厚。天然木・田舎造りの宿で、山人料理と貸し切り風呂、都会では得られない四季折々の自然を堪能する。そんな「宿そのものの魅力を味わう時代」の宿が「蛍雪の宿 尚文」。故郷のような懐かしさと田舎の安心感が、深いくつろぎをもたらす。
ルーツはスキー客用の民宿
群馬県には、草津・白根温泉や渋川・伊香保温泉など、名だたる温泉地がいくつもある。水上温泉もその一つで、スキー場やゴルフ場もあることから、都心に近い高原リゾートとしてのイメージが強い。「蛍雪の宿 尚文」のルーツも、1970年代のスキーブームによる民宿がきっかけだという。当時の民宿はそれぞれ、家の名前をつけていたので、創業者の阿部尚文氏の名から「尚文」と名付けられたそうだ。現在は三代目の阿部尚樹(なおき)氏が本格的な宿にして跡を継いでいる。
洗練された「田舎宿」
蛍雪の宿 尚文のコンセプトは「田舎宿」だという。「田舎」という言葉の響きには、都会から遠く離れた地方のイメージがあり、一般には人家も人口も少ない辺鄙な場所を指すことが多い。「田舎くさい」という場合、粗野で洗練されていないことを意味しており、あまり褒められた表現ではない。一方で、田舎には、自分の生まれ育った故郷や、親・祖父母が暮らす「懐かしい場所」という意味合いもある。「田舎に帰る」というのは実家に帰ることで、田舎くささは実は安心の源泉であり、「田舎宿」は懐かしい故郷のような宿なのである。
4年前に離れを新設
これまでの宿に離れの客室、4室を新設したのは2014年のこと。以来、洗練度もぐんと増している。さらに、弟の阿部達也氏が調理長を務めていることも大きい。達也氏は東京でサラリーマンをしていたが、同僚に「山菜の天ぷらのうまい店がある」と連れられて行ったお店にがっかり。「水上には本物の野菜や魚がたくさんある」と一念発起、現在は調理長として腕を奮う。元々は鹿や熊を追う猟師で、渓流釣りの名人。山人の料理に大きな自信と誇りを持っている。
内部はモダン
構えは昔ながらの旅館のように見えるが、離れなどの内部はモダンなしつらえ。間取りや設備の感覚も新しく、「田舎宿」と称しながら、センスは都会的。里山の雰囲気を残しながら、機能はしっかり現代の旅人に合わせているようだ。泊まってみると、欧米からの観光客の多いことに驚く。それも、取り立てて何をするというのでもなく、ここに泊まることが目的でやってきているようだ。米国から泊まりにきたというカップルは「東京から近い田舎を楽しんでいる」という。きっと、ホドホドの田舎感覚が合っているのかもしれない。
鮮度も洗練度も高い
客室の浴槽には、いつでも入れるように湯が満たされており、窓を開け放つとみなかみの自然とダイレクトにつながる。屋内の縁側には引き戸がつけられ、冬でも縁側に腰を下ろして外の景色を楽しめる。構えは旅館だが、ベッド対応の客室も数多くあって、立ち居は快適。料理も、実はコテコテの田舎料理というわけではない。味付けや盛り付けはむしろ都会的。達也氏によると「海の素材は使わず、新鮮な近隣の里山の素材だけを使う」そうだが、鮮度も洗練度も高い。
アクセスの良さ
みなかみエリアは、ゴルフやスキー場で知られる高原リゾートとしての一面と、すぐ近くの谷川岳や尾瀬の登山客が集まるエコツーリズムの一面を併せ持つ。さらに、関越自動車道、上越新幹線などを利用すると、首都圏から約2時間というアクセスの良さ。そのため、日帰り客も増えているという。それは実にもったいないことだ。海外からもわざわざやってくるお客さんがいるのだから、国内のわれわれが泊まらない手はない。ぼーっとするためだけにでも、ぜひ泊まってみてほしい。
読者プレゼントにエントリーいただいた方の中から抽選で1名様に、「蛍雪の宿 尚文」のペア宿泊券(夕・朝食付き)をプレゼントいたします。
〈詳細〉
ペア宿泊券:夕・朝食付き
宿泊券有効期間:2019年7月〜2019年12月
宿泊券使用除外日:休前日/2019年8月9日(金)〜8月18日/2019年12月27日(金)〜31日(火)
※客室のタイプは宿側にお任せいただきます。
エントリー期間:2019年4月17日(水)〜2019年5月27日(月)
※応募資格:エントリー期間中に、セゾンカードを1,000円(税込)以上ご利用いただいた方。
※当選者の発表は、賞品の発送(2019年6月中)をもってかえさせていただきます。
※(株)クレディセゾンが実施するほかのキャンペーンとの重複当選はございません。
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