八ヶ岳南麓のアートリゾート 小淵沢アートヴィレッジ リゾート&スパ ホテル キーフォレスト北杜のペア宿泊券(夕・朝食、中村キース・ヘリング美術館入場券付き)を1名様にプレゼント

小淵沢アートヴィレッジ リゾート&スパの中核施設「ホテル キーフォレスト北杜」。

山梨県と長野県の県境、八ヶ岳山麓の標高700mから1,300mにかけての高原に広がる小淵沢は、以前から別荘地として人気がある。その高原別荘地を上質なアートの空間に染め上げているのが「小淵沢アートヴィレッジ リゾート&スパ」。その斬新なアイデアと前衛的な建築によって、この一帯が新たな輝きを帯び始めている。

「小淵沢アートヴィレッジ リゾート&スパ」のサイン。小淵沢は今や、モダンアートの世界で注目の的になっている。

北杜市小淵沢町

山梨県の小淵沢は、かつては山梨県北巨摩郡の一部だった。それがいつの間にか北杜市に編入されて、今では北巨摩郡自体がなくなっている。ずっと北巨摩郡の一部として親しんできたので、いささか遠く感じられる。しかし、2004年に誕生した北杜市の市域は広く、それぞれの地域に根ざした独自の文化は、相変わらず健在なようだ。小淵沢もまた、美しい高原別荘地としてのたたずまいを保っている。

東京芸術大学教授の北川原 温(きたがわら あつし)氏が設計した前衛的なデザインの「ホテル キーフォレスト北杜」。夕刻、光が灯ると美しさを増す。
シンプルでモダンなレセプションエリア。
変形デザインの入り口の先に、自然に囲まれたバーラウンジ「中村ウィスキーサルーン」が見える。
世界中から集められたヴィンテージのシングルモルトウイスキーが壁面を飾る。
その数ざっと230本。今では入手不可能なプライスレスの貴重品ばかりだ。
自然のゆらぎを感じる空間が素晴らしい。
“馬の町 小淵沢”と言われるほど乗馬の盛んな小淵沢。ラウンジにも小淵沢らしさが漂う。

アーティスティックな複合リゾート

中央自動車道の小淵沢I.C.から車で10分ほどのところにある小淵沢アートヴィレッジ リゾート&スパは、ホテルキーフォレスト北杜を中心に中村キース・ヘリング美術館、小淵沢カントリークラブ、ステーキハウス「キースプリング」、八ヶ岳ロッヂ・アトリエ、リラクゼーションスパ キーフォレスト、それにヴィラ キーフォレストなど、数多くの施設からなる複合リゾート。これにテニスコートやフィッシングエリア山里、カナディアン乗馬クラブ、フットサルコートなど、豊富なアクティビティ施設が加わる。

広々としてゆったりくつろげるホテルキーフォレスト北杜の客室。
客室は全部で6室。リビング、バスルームからも自然を楽しめる。
晴れた日には、ルーフトップバルコニーから南アルプスの先に富士山が見える。
宿泊客専用のリラクゼーションスパキーフォレスト。天然温泉掛け流しの完全予約制。貸切の露天風呂である。鉄分が豊富なので、空気に触れると温泉の色が変わる。
夕食は隣のステーキハウス「キースプリング」の専用ラウンジで。
朝食は豊かな自然を満喫できるウィスキーサルーンで。
広々とした中庭と研修ホールを備えたヴィラ キーフォレスト。この広さで客室はわずか2室。
開放感に溢れた自然の中の佇まいは、まさに別荘感覚。
ホテルキーフォレスト北杜支配人の今井 博美氏。「小さなホテルですので、わが家のようにくつろいでいただけます」とPRに余念がない。

楽しんだ仕事には品がある

小淵沢アートヴィレッジ リゾート&スパを経営するのは、株式会社アルテミス。そのオーナーは、施設の名前にも度々登場する中村和男氏。医薬品開発支援を行う東証一部上場企業を率いる事業家だが、何と、従業員6,000人以上を擁する大企業である。しかし、ホテルや美術館の経営は、本業とは全くかかわりのない個人的な事業だという。経済的な成功を手にする人は多いが、問題はその利益の使い方。ホテルといい美術館といい、ヴィラやレストランといい、楽しさがあふれている。「楽しんだ仕事には品がある」と言われるが、それを地でいくような品格にあふれた仕事ぶりである。

庭園のそこかしこに四阿(あずまや)が設えられている。
子どものための遊具なども置かれていて、気持ちがなごむ。
カントリー調のステーキハウス「キースプリング」。日が落ちてくると風情を増す。
内部はウエスタンスタイルの家具調度であふれている。
2階のラウンジはもっぱらホテルの宿泊客用に使用されている。

ニューヨークの画廊で出会う

ホテルと同時に異彩を放っているのが、中村和男氏自ら館長を務める「中村キース・ヘリング美術館」。キース・ヘリング(1958-1990)は、1980年代のニューヨークで活躍したポップアーティスト。いきいきとしたシンプルなラインで描く、コミックのような作品で若者たちに絶大な支持を得た。1987年12月、中村氏はニューヨークに出張中に、ギャラリーでキース・ヘリングの描いたシルクスクリーン「スリー・リトグラフス(人間のはしご)」と出会い、激しく心を動かされたという。

これも北川原 温氏が設計した「中村キース・ヘリング美術館」。この美術館の設計で村野藤吾賞、日本建築家協会日本建築大賞、芸術院賞など、数多くの建築賞を受賞している。
キース・ヘリングの作品だけを展示した美術館。中村和男氏の個人コレクションをベースにしている。
キース・ヘリングはわずか31歳の若さで亡くなっているが、その代表作はほとんど網羅している。All Keith Haring Works © Keith Haring Foundation Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection
カフェエリアもキース・ヘリング一色。All Keith Haring Works © Keith Haring Foundation Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection
代表作「RADIANT BABY(輝く赤ん坊)」には熱心なファンがシールを……。All Keith Haring Works © Keith Haring Foundation Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection
ミュージアムショップにはキース・ヘリングの作品をモチーフにしたグッズが満載。All Keith Haring Works © Keith Haring Foundation Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection
キース・ヘリングの作品からは、生きる歓びが伝わってくる。All Keith Haring Works © Keith Haring Foundation Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection
闇へのスロープから闇の展示室、希望の展示室、自由の回廊、自由の展示室、そして最後の回廊を出ると、このミュージアム・シアターに至る。

美は私たちの足元にあった

中村氏が繰り返し述べているのが、キース・ヘリングの原初的ともいえる「生命」に対する畏敬の念と力強さである。人は、一人では生きていけない。だから、人と人は関わり合い、肩を寄せ合い、誕生を喜び合い、生きる喜びを一緒に謳歌する。目鼻を描き込まないだけに、その作品は普遍性を持つ。それはそのまま、わが国の縄文時代の土偶の美にも相通ずるところがあるという。そして、その縄文時代の遺跡の多くが、実は、この小淵沢周辺にたくさん存在しているのである。私たちが見ていたキース・ヘリングの美は、実は、私たちの足元にあったものだったのである。

ホテルのロビーに展示されていたキース・ヘリングの「腹に頭」と題されたオブジェ。All Keith Haring Works © Keith Haring Foundation Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection
茅野市で出土した大型土偶「仮面の女神」のレプリカ。ホテルに展示されている。
日本を代表する原始造形物「ハート形土偶」のレプリカ。岡本太郎の《太陽の塔》のモチーフにもなった。
すぐ隣の長野県諏訪郡富士見町にある「井戸尻考古館」に展示されている縄文時代の土偶。
その造形の独創性と力強さに感嘆させられる。
井戸尻考古館のすぐ近くにある曽利遺跡から発掘された土器。日本人の遠い祖先の営みだった。
小淵沢アートヴィレッジ リゾート&スパの一部を構成する小淵沢カントリークラブ。
晴れた日には南アルプスを一望できる。
●「ホテル キーフォレスト北杜」への問い合わせ
Tel.0551-36-8755
http://www.artkeith.com/
●読者プレゼントのお知らせ
エントリー期間中、セゾンカード・UCカードを1,000円(税込)以上ご利用のうえエントリーいただいた方の中から抽選で1名様に、「ホテル キーフォレスト北杜」のペア宿泊券(夕・朝食、中村キース・ヘリング美術館入場券付き)をプレゼントいたします。

〈詳細〉
1泊2名様
夕・朝食付き
中村キース・ヘリング美術館入場券付き

宿泊券有効期間:2017年10月1日(日)〜2018年3月31日(土) 6ヶ月間
宿泊券使用除外日:金・土曜日/祝前日/2017年12月22日(金)〜2018年1月2日(火)

エントリー期間:2017年7月14日(金)〜8月25日(金)

※当選者の発表は、賞品の発送(2017年9月中)をもってかえさせていただきます。

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