ぶどうとワインのサンクチュアリー 甲州市勝沼ぶどうの丘 甲州市産ワインを赤・白セットで3名様にプレゼント

甲府盆地を一望できる「ぶどうの丘」。
このところ海外で日本ワインの評価が高まっている。その理由は、日本の各地に個性豊かなワイナリーが育っているから。その中心は言うまでもなく、ワインづくり140年の歴史を持つ甲州市勝沼町。甲州市営の「ぶどうの丘」は、甲州ワイン振興の最前線を担っている。

秋はぶどうのシーズン。ぶどうの丘周辺のぶどう園には、食用のぶどうがたわわに実り、手軽にぶどう狩りを楽しめる。
勝沼は東京から近い!
山梨県甲州市勝沼町は都心から約100km、ぶどうの丘は中央自動車道勝沼ICから車でわずか10分ほどの距離にある。電車で行ってもJR中央線新宿駅から特急で勝沼ぶどう郷駅まで約90分。駅からぶどうの丘まで歩いても約20分、タクシーならワンメーターの範囲だ。この時間距離の近さゆえ、季節ごとにここを訪れるファンが多いというのも頷ける。

ぶどうの丘の正面にある噴水広場。女神像が訪れる人を迎えてくれる。

ぶどうの丘の東側には勝沼ぶどう郷駅を中心とした街並みが広がる。

西側は広々とした農園が広がる扇状地。当日はあいにくの天気だったが、晴れた日には笛吹川を隔てて甲府の山並みを望むことができる。
甲州市営の施設
ぶどうの丘がオープンしたのは1976年。当時は勝沼町の町営だったが、2005年11月に塩山市と勝沼町、大和村が合併して甲州市が発足、その市町村合併に伴って現在は甲州市営となっている。甲州はもちろん、戦国大名・武田信玄が治めた「甲斐国」の別称で、市内にはぶどうの甲州種をはじめ、甲州鞍馬石や甲州枯露(ころ)柿など、甲州と名のつく名産品がたくさんある。

インフォメーションホールのショップには甲州市産のワインがずらり。甲州市ワイン品質審査会の審査に合格したワインには「推奨」のシールが貼られている。

さらに、ぶどう園やワイナリーなども厳密に審査された「甲州市原産地認証呼称ワイン」やプレミアムワイン、一升瓶ワインのコーナーもある。
試飲用ワインは約200銘柄
甲州市には現在、約30社のワインメーカーがある。そのほとんどは勝沼町とその周辺エリアで生産している。そこで地下のワインカーヴに降りてみると、約200銘柄の試飲用ワインが揃い、販売用に約2万本の推奨ワインが常時、ストックされている。1階のショップで試飲用のタートヴァン(1,100円)を買い求め、早速、ワインテイスティング!

試飲用のワインは赤、白、ロゼなど種類ごとに分けられ、樽の上に置かれている。

気に入ったワインはその場で購入できる。一人で一度に100本を買い求めるワイン愛好家もいるそうで、その気持ちはよくわかる。クレジットカードの使用、宅配も可。
和食の普及と甲州ワイン
ワインは食事を美味しくするためにある、と考えるのは料理主役派。いや、食事こそワインを美味しく飲むための脇役、と考えるのはワイン主役派とでも呼ぶべきか。そこで、両方とも美味しくいただこうとするグルメ派は、常に料理とワインを同時に考える。和食が世界に普及するにつれて、和食にもよく合う甲州ワインが注目されるようになったのは、ごく自然の成り行きだろう。

写真手前の試飲用タートヴァンは、使い終わったら持ち帰れる。

最近は女性客が目立って増えており、人気の集中するワインはすぐに売り切れてしまうとか。在庫の確保が大変そうだ。

ワインはすっかり日本の食文化に定着している。
明治時代にワインの生産を開始
勝沼にぶどうの栽培をもたらしたのは僧・行基と伝えられている。柏尾にある真言宗の古刹・大善寺(国宝)には、行基が刻んだとされる右手に葡萄を持った薬師如来像が安置されている。1200年も前のことである。そのぶどう栽培の伝統を基に、醸造技術を学ばせるために勝沼から二人の青年がフランスのトロア市(Troyes)に派遣されたのは1877年(明治10年)のことだった。
次の100年を目指して
1978年は、その二人の青年がフランスに派遣されてちょうど100年目の記念の年に当たる。そこで勝沼町のワイン醸造元は、その100年後に開けられることを想定してワインの「タイムカプセル」を用意、「ワイン讃仰百年の碑」を建立して、その下に埋め込むことにした。伝統は革新によって維持され、革新は伝統の元でより輝く。まずは2020年、東京五輪の年の輝きが楽しみだ。

「タイムカプセル」のメッセージと出品醸造元のワイン。

新しさは、古いものから生まれる。勝沼には、ぶどうを育てて1200年の歴史が息づいている。

勝沼を見渡すぶどうの丘に建立された「ワイン讃仰百年の碑」。ワイン醸造蔵元の心意気を感じる。
上質な甲州市産ワイン
甲州市産ワインは、実は今年の5月26〜27日の両日に開催された「伊勢志摩サミット(第42回先進国首脳会議)」の晩餐会でも披露されている。各国首脳に供されても少しも遜色のない質の高さを備えているわけだ。品質の高さは、ワインの値段にそのまま直結する。かつて国産のワインで数万円もするワインはなかなか見当たらなかったが、現在では少しも珍しくなくなっている。

ぶどうの丘の展望ワインレストラン。ランチの軽食からディナーでのフランス料理フルコースまで、豊富なメニューで甲州市産ワインを堪能できる。

大きな窓からは甲府盆地を一望。特に夜景が美しい。

コーヒーカップにもぶどうのデザイン。
温泉に宿泊にほうとうも
ぶどうの丘は、甲州市が市の観光産業を広くアピールするための情報発信基地。中でも、高アルカリ泉の天然温泉は湯量豊富なことで古くから知られている。ぶどうの丘には見晴らしのよい露天風呂が人気の「天空の湯」があり、日帰り温泉客に好評。温泉や宿泊施設を備えた市営の施設は珍しく、手頃な料金と親切な対応で安心して利用できる。
天与の観光地
「勝沼エリアはぶどうの栽培に適した扇状地。水はけがよく、昼夜の寒暖の差が大きくて霧も多い。真南に富士山があるおかげで、台風も東西に分かれてここまでまともにやってくることは少ない。しかも、ほとんど雪が降らないか、降ってもそれほど積もらない。まさに果物の栽培にはうってつけです。その上、温泉にも恵まれているのですから、天与の観光地ですね」とぶどうの丘支配人の広瀬正樹氏。最近は、明治期に建造された「近代産業遺産」を活用して「トンネルワインカーヴ」や「大日影トンネル遊歩道」を整備、一般にも利用できるようにしている。
ところで、甲州ワインの未来はどんなものだろうか。カリフォルニアのナパワインが、UCデービス(カリフォルニア大学デービス校)ワイン醸造学科出身の優れた醸造家によって土壌から改良され、ニューヨークから”料理学校のハーバード”と言われる世界一の料理大学CIA(The Culinary Institute of America)を誘致(グレイストーン校)して大きく質を変えたように、甲州市産ワインもまた、お寿司や天ぷら、しゃぶしゃぶなどの日本食に合った日本独自のワインづくりによって、世界中から注目されるようになるのではなかろうか。なぜなら、健康に留意した食文化は世界の潮流であり、日本食はまさにそのトレンドの本流に位置するからだ。やがて、お蕎麦にワインという時代もやって来るかもしれない。

「この甲府盆地は恵みの大地」と、ぶどうの丘支配人の広瀬正樹氏。
エントリー期間中、セゾンカードを1,000円(税込)以上ご利用のうえエントリーいただいた方の中から抽選で3名様に、甲州市産ワインを赤・白セットでプレゼントいたします。
〈賞品詳細〉
赤:白百合醸造株式会社「ロリアン山梨」720ml 1,132円(税込)
白:株式会社くらむぼんワイン「ローレア勝沼」720ml 1,280円(税込)
※当選者の発表は、賞品の発送(2016年12月中)をもってかえさせていただきます。
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